京都・大阪・神戸 TonyBuzan公認講師のマインドマップ講座

参考図書

mmbooksjp「マインドマップ」を本で勉強するということ

マインドマップに関する本は,書店のビジネス書コーナー,たいていは「仕事術」などの区分に並んでいることが多いと思います。
私も最初は本を読んで描き始めました。本に書いてある説明をもとに何枚か描いてみたのですが,どうもしっくりこなくて,結局マインドマップ講座を受講しました。
講座を聞いてからあらためて見直すと,間違ったことや説明が足りない訳でもなく,きちんと書かれてあることは確認できました。
確認できたのですが,基本的に「独学派」の私も,マインドマップは受講した方が分かりやすかったなとあらためて思いました。
そういう経験から,私としては,本は,受講後の復習だったり,さらに理解を深めるためにという目的でお読みになるのをお勧めします。

本棚には色々マインドマップに関連する本は並んでいるのですが,日本語版では以下の6冊をピックアップします。

『新版 ザ・マインドマップ』

[著]トニー・ブザン バリー・ブザン [訳]近田美季子 (ダイヤモンド社)
初心者から上級者まで,幅広い人を対象としている。1冊しか買わない…というのであればこれ。
マインドマップの背景,大切な考え,描き方,活用例など全て必要なことが書かれてあります。

 

『ザ・マインドマップ[ビジネス編]』

[著]トニー・ブザン クリス・グリフィス [訳]近田美季子 (ダイヤモンド社)
「ビジネス編」ということで,マインドマップの活用のステージをビジネスシーンを中心にとりあげているのと同時に,iMindMapに関する記述が非常に多いのが特徴的。こちらにもマインドマップの基本的な概念,考え方は書かれてありますが,分量は圧倒的にビジネスシーンでの使い方とiMindMapについてが占めているので,マインドマップを書いたことがないまま読むと実感がわきにくいかもしれません。仕事に色々使いたいと思っている人には非常に役立つヒントが満載です。

『デジタルマインドマップ超入門』

[著]金子正晃(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
すでに拙ブログでも紹介している(【本】『デジタルマインドマップ超入門』)のですが,あらためてご紹介します。
この本ではメインとしてiMindMap HD,つまりタブレット版のiMindMapの解説がメインになっていますが,まずとても大事なこととして「マインドマップはどんなものか?」ということを,手描きの描き方の解説と合わせて書いてあることです。
例えば,ワープロソフトや表計算ソフトの解説書ではどうでしょうか?機能の解説はあっても,文章の書き方や表計算そのものの本質から語ることはあまりありません。それは別カテゴリーの本になるのです。
デザインソフトの解説もそうですね。その本を読んで,写真や絵がうまくなることはありません。写真の撮り方,絵の描き方は別に学ぶものです。
でも,この「デジタルマインドマップ超入門」はサービス精神が旺盛で,まずマインドマップを効果的に使って欲しい…という著者の思いがあります。この1冊があればすぐにマインドマップの良さを体感することができるという本に仕上がっています。

『描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いのマインドマップ』

[著]矢嶋美由希 (阪急コミュニケーションズ)
文字通り,マインドマップを普段どんな風に使っていけば良いかという事例が満載されています。ビジネス書コーナーにマインドマップの本が並ぶことが多いので誤解されやすいのですが,マインドマップは決してビジネスマンだけのものではありません。そういうことが豊富な実例を見ているだけで伝わってくる本です。
ああこんな感じに描けば良いのか…というイメージが伝わるのではないでしょうか。

 

『マインドマップ超入門 トニー・ブザン天才養成講座1』

[著]トニー・ブザン [訳]近田美季子 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
2008年第1刷ということで上記3冊に比較すると古い本になりますが,手軽にサッと読み通せる点ではこの本は優れています。
易しく分かりやすく書かれていますので,もし受講前にどうしても何か1冊読んでみたいという方がいらしたら,これをお勧めしておきます。
(何度も申し上げますが,予習は全く不要の講座です。読むのは講座が終わってからで十分です)

 

『頭が良くなる本(日本語第4版)』

[著]トニー・ブザン [訳]佐藤哲+田中美樹 (東京図書)
トニー・ブザンがそもそもなぜマインドマップを開発するに至ったのか…脳の取扱説明書がない!ということに思い至ったからでした。
この本は,そういったマインドマップの源流を知ることができる本です。
トニー・ブザンはマインドマップだけではなく,メモリー(記憶術),スピードリーディングといった脳の限界を超えた脳の使い方を提案しています。
それらの原点が一冊に凝縮されている本です。原題は”Use Your Head”
私はこの本がとても好きで,TLI講座の際,トニーにサインしてもらう本にこれも加えました。

その他…
トニー・ブザンの著書は本当にたくさんあります。日本語訳されているものも増えていますが,残念ながら未翻訳のものもたくさんあります。
mmbooksen特に,マインドマップの認知度は高くなっているので日本語訳は出てきますが,メモリー(記憶術)やスピードリーディングは最新版の翻訳はありません。
(これは偏に売れるか売れないかの判断の問題なのでしかたありません)
マインドマップの本でも,いいなぁ,分かりやすいなぁと思うものが未翻訳のままのものもあります。
これらについても,また機会をみつけてご紹介したいと思います。

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