マインドマップで生活習慣を変える
マインドマップは「考えていること」を見える化するということで,これが生活習慣の改善にも役立つとしたら…
あなたはどんなことで生活習慣を変えてみたいですか?
ダイエット,禁煙,早寝早起き,整理整頓…色々ありますね。
ここでは「禁煙」についてご紹介します。
マインドマップで「禁煙」にチャレンジ!
私は20歳から20数年,毎日1箱吸うほどのヘビースモーカーでした。
何度か禁煙に取り組んだこともありますが,全て挫折していました。
一度は,職場の「禁煙セミナー」に参加し,産業医のカウンセリング,ニコチンパッチなども処方してもらっての禁煙チャレンジでしたが,1カ月程度で終わってしまいました。
過去20年以上の喫煙歴の中で,最長の禁煙期間はおそらく半年ほどでしょう。
それだけの喫煙歴と,かなり重度のニコチン中毒だったと言って良いでしょう。
1「禁煙しようかなMM」
ある日曜日の夕方のことです。
タバコが切れたのでカバンの中を探ったら,買い置きがあると思っていたのに一箱もない!
家から一番近いコンビニまで歩いて10分弱かかります。外出するには着替えまでしないといけない。
なんて面倒な!
と思った時に,ふと「禁煙しようかなぁ」と漠然と思いました。
この「漠然と」というのが意外にポイントだったのかもしれません。
なんとなく思うことをマインドマップにまとめたのでした。
その時は,心に強く「禁煙するぞ!」と誓ったわけではありません。
その辺が,まだ火が点いているタバコがセントラルイメージになっているので分かります。
ものすごく未練たらしいセントラルイメージです。
2「Kick the habit」
kick the habitというのは「悪習感を絶つ」という意味の英語のイディオムです。
最初に「禁煙しようかな」と思ってマインドマップを描いてから約2週間。
意外なことに,特に禁断症状に苦しむこともなく,自然と禁煙状態が続いていました。
この段階ではっきりと「よし,禁煙だ!」という強い気持ちに切り替わったようです。
kickにかけて,タバコを思いっきりキックするセントラルイメージを描き,2週間の振り返りと,今後の目標や禁煙で目指せるイメージ等を「見える化」しました。
実は,この2週間後,悪友との飲み会の席で数本吸ってしまったのですが,普通はこれで禁煙は終わり。また喫煙者(それもヘビー)に逆戻り…というのがこれまでのパターンだったのですが,その日だけですみました。
そのちょっとした後戻りを起点にしても2年近く,禁煙が続いています。
すぐ横でタバコを吸われても吸いたいと思わないですし,もうすっかりニコチン中毒から解放されていると感じます。
「禁煙!」と大書して禁煙にチャレンジしても,なかなか続きません。
でも,マインドマップでじっくり「禁煙することでどんな良いことがあるのか」「喫煙生活を続けるとどんなマイナスがあるのか」「禁煙が達成できたらどうするか(ご褒美)」などを「見える化」したことで,脳がしっかりニコチン中毒との戦いを乗り切ってくれたのではないかと感じます。
ちなみに今は「ダイエット」に取り組んでいます。それはどんな状況かは…講座の中でご紹介しています。
活用例インデックス
To Doリストの作成
事務作業の段取りを確認する
カリキュラムを作る
研修プランを作る(プレゼン準備)
プレゼン資料(iMindMapの威力)
英単語マインドマップ
読書マインドマップ
セミナー記録メモ(ノート・テイキング)
生活習慣を変える(禁煙にチャレンジ)
旅行の計画と記録
映画を見た記録