セミナー・講義・講演を記録する
実を言えば,私が最も好きなマインドマップの使い方が,この「セミナーの記録」です。
ノートの取り方の大革命だとつくづく感じたのがこの使い方です。
にも関わらず,「活用例」を紹介するのに載せていなかったとはうかつでした。
セミナーや講義,講演は,登壇者,講演者は,もちろん入念な準備はしていますが,それでも会場の雰囲気や当日のできごとなどで,変化は起きることはよくあります。
また,練りに練ってくる講演者なら,前半にさりげなく,でも印象的なエピソードを紹介しておいて,後半でそれがぐっと活きてくる,というような伏線の貼り方もしてきます。
そのような「生き物のように変化する」「色んなことが関連づけられていく」という性格を持ったセミナー・講演を記録するのには,マインドマップのような融通の効くスタイルというのは非常に有効です。
Kindleダイレクト出版のセミナーにて
これは,2014年6月18日,大阪にて開催されたAmazon Kindleダイレクト出版に関するセミナーに出席した時のマインドマップです。
このマインドマップを完成させるまでの経過はブログにまとめていますので,そちらも参考にしてください。
ブログ:【セミナーメモMM】Amazon Kindleダイレクト出版のセミナー
マインドマップを使ってセミナーを記録する際は,
1 セミナー開始前にセントラルイメージをしっかり書き込んでおく
2 ブランチをいくつか伸ばすか,話の進行に従って伸ばすかは,個人の好みによるように思うので,そこは試行錯誤をして欲しい。私は1本目と「気づきブランチ」(後述)を伸ばすだけにしている。
3 話の中で,印象に残ったこと,すぐに活動に活かしたいことなどは別口に取り出して記録できるよう,「気づきブランチ」を出してエリアを確保しておく(今回は「NOTE」というBOIにしましたが)。
4 キーワードだけを記録する。1ブランチに1キーワード,ということと合わせて,語を絞り込んでいく。そうすることで,セミナーの話を漫然と聞くのではなく,ポイントを考えながら聞くようになるので,集中して聞けるし,理解度も深まる。
5 講座終了後にしっかり見直し。関連づけしたり,ハイライトを入れたり,イラスト・イメージを加える。
概ねこういった手法をとることになるでしょう。
マインドマップでセミナー記録を取るようになると,元の方法に戻る気が全くなくなりました。
それぐらい使い勝手のいい方法だとも言えます。おそらく誰もが使う機会が一番多い用途だと思います。
ぜひ一度,チャレンジしてみてください。
活用例インデックス
To Doリストの作成
事務作業の段取りを確認する
カリキュラムを作る
研修プランを作る(プレゼン準備)
プレゼン資料(iMindMapの威力)
英単語マインドマップ
読書マインドマップ
セミナー記録メモ(ノート・テイキング)
生活習慣を変える(禁煙にチャレンジ)
旅行の計画と記録
映画を見た記録